三笘薫は「スロット・リヴァプール最悪の前半」の中心に?現地記者が好評価「重要な脅威だった」
ブライトンMF三笘薫のパフォーマンスについて、有力メディア『The Athletic』も高く評価している。 2日に行われたプレミアリーグ第10節で、リヴァプールと対戦したブライトン。敵地アンフィールドでの一戦となったが、14分に三笘のチャンスメイクからフェルディ・カドゥオールが豪快な一発を突き刺して先制に成功する。前半はリードして折り返したものの、69分にコーディ・ガクポの同点弾を許し、その3分後にはモハメド・サラーの逆転弾を叩き込まれた。このまま1-2で逆転負けを喫している。 強豪相手に善戦しながらも、後半の2失点で敗れたブライトン。それでも、『The Athletic』は前半のパフォーマンスを高く評価している。グレッグ・エヴァンズ記者は、試合後レビューの中で「スロット・リヴァプールにとって最悪の前半だったのか?」とし、以下のように指摘した。 「リヴァプールは前半だけで60回のボールロストを記録し、新監督の下で最悪の前半となった。一方で、ブライトンは小気味よいビルドアッププレーでリヴァプールを圧倒し、もっとゴールを奪うべきだっただろう」 「三笘薫は非常に重要な脅威だった。トレント・アレクサンダー=アーノルドに対してスピードと目的を持って突進し、カドゥオールの先制点を生み出している」 「リヴァプールは中盤の争いに敗れ、ブライトンが我慢強くバックラインを越えてボールを動かし正確に前進する度に、何度も無防備になっている。プレスは完全に外され、その結果としてブライトンはピンチも制限することができた。驚いたことに、リヴァプールはセットプレー以外はほとんど反応もなかった」 前半のプレーが評価されながらも今季2敗目を喫し、7位に順位を落としたブライトン。次節は9日、ホームで王者マンチェスター・シティと激突する。