全米メディアは大谷翔平の左膝手術が来季の二刀流復活に支障ナシとの見解!「投手復帰は遅れない」
エンゼルスが12日(日本時間13日)、大谷翔平(25)が左膝の二分膝蓋骨(膝の皿部分)の手術をロス市内の病院で13日(日本時間14日)に受けると発表した。ビリー・エプラーGMによると、膝の異常は先天的なもので2月に最初の違和感の訴えがあり、投手としてのリハビリ中に症状がひどくなったため10日にエプラーGMが手術を薦め、翌日に返答があったため、手術を決定した。投手としてマウンドに上がるまで10週間の見込みで、今季は絶望だが来春キャンプからは、通常メニューに戻れるという。すでにポストシーズン出場の可能性が消えているため、来季へ向けての舵を早めに切ったと見られるが、全米メディアも,速報でで「大谷手術」のニュースを発信した。そのほとんどが来季の二刀流復活に支障ナシという好意的なものだった。 米ヤフースポーツは「大谷翔平、二部膝蓋骨に関する手術後、残りのシーズンを欠場」と伝えた。記事は二部膝蓋骨に関する症状を説明。「人口の2-3パーセントに起きる症状で無症状なことが多いが、大谷にとっては問題だったようだ。現在67勝80敗で1位まで28ゲームを離されている現状でエンゼルスは大谷をフィールドに保持する理由はほとんど見当たらない(ため決断をしたのだろう)」と分析した。 その上で「エンゼルスは確かに大谷を失うことになるが、来年にフィールドで彼を見ることに興奮を覚える理由は豊富にある」として二刀流復活には、膝の手術が影響しないという見通しを示唆した。 今季はDHでプレーした大谷が、打率.286で18本塁打を放ち、大リーグで日本選手初のサイクル安打を放ったことにも触れ、「彼が、また投球を始めるとき、来年はさらなる価値をもたらすと考えられている」と付け加えた。 エンゼルスの地元紙、オレンジカウンティ・レジスター紙は「大谷が2月から時折、悩まされてきた先天的な左膝の症状の治療のため金曜日に手術を受けるとエンゼルスが発表。シーズン残り15試合を欠場することになる」と伝えた。