ライバルに道をあけることのなかったジャパン【2】豪華装備が選べるようになった時代。L20ET型搭載のGTモデル
シリーズ:ライバルに道をあけることのなかったジャパン【2】1980年式 日産 スカイライン HT 2000ターボ GT-E Lタイプ 【画像9枚】メーカーオプションのマッドフラップ。当時の道路事情から車高が高めなので、泥のはね上げを防ぐ泥よけはうれしい装備だった 排ガス規制の中、一見不毛に思えるこの対立だが、実はクルマの発展に大きく寄与している。80年代に入ると排ガス対策に追われた70年代から解放されるかのようにクルマは大きく変化。 スカイラインジャパンも例に違わず、キャブレターからインジェクションとなり、前述したようにターボチャージャーを装備。エンジンだけでなく発売後3年で丸形4灯式ヘッドライトは角形2灯式ハロゲンヘッドライトに。 70タイヤが登場し、リアワイパーやヘッドランプウオッシャーなども追加されエアコン、カセットデッキ、パワーステアリングが選択できるようになった。
Nosweb 編集部
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