全国1位の着付け学ぶ 成人式に向け実技講習
京都府美容業生活衛生同業組合(粟津暢彦理事長)は18日、京都府福知山市駅前町の市民交流プラザで、着付け講習会を開いた。着付けの全国大会で1位になった経験がある講師が教え、美容師たちが着崩れしない方法や帯の結び方などを、基礎からみっちり学んだ。 成人式に向けた全4回シリーズの実技講習会で、美容師の技術力向上をめざして、府北部では初めて企画した。 講師は、「全日本美容技術選手権大会」の花嫁着付けの部で、日本大賞(優勝)を獲得した経歴をもつ同組合向陽支部所属の田保涼子さん。18日は3回目で、福知山市内の2人を含む20代~70代の美容師7人が参加。練習用ボディー(マネキン)を使い、帯の結び目がブーケのように見える結び方を教わった。 田保さんは「工程で分かりにくいところはないですか」と声を掛けながら、丁寧に説明。質問があったところは、全員を集めて手ほどきするなどして進めた。参加者も技術習得に向けて、熱心に取り組んでいた。