なでしこジャパン監督にマンCのTDニールセン氏、初の外国人…男子五輪監督は続投
日本サッカー協会は12日の理事会で、2028年ロサンゼルス五輪を目指す男子の世代別代表監督に、今夏のパリ五輪代表を率いた大岩剛氏(52)、日本女子代表(なでしこジャパン)監督にデンマーク国籍で元同国女子代表監督のニルス・ニールセン氏(53)が就任することを承認した。
大岩氏は五輪男子が原則U―23(23歳以下)代表で争うようになった1992年バルセロナ大会以降では、初の続投となる。パリ五輪でコーチだった羽田憲司氏(43)も再任され、GKコーチには佐藤洋平氏(52)が就く。日本協会の影山雅永技術委員長は「パリ五輪では、(選手招集など)難しいかじ取りの中で選手の良さを生かし、まとまりを見せてくれたことを高く評価した」と語った。
ニールセン氏は、なでしこジャパン初の外国人監督となる。デンマークの男子世代別代表などを率いた後、同国女子代表やスイス女子代表の監督を歴任し、直近ではMF長谷川唯らが所属するマンチェスター・シティーの女子テクニカルダイレクターを務めていた。協会を通じ「新たな刺激とアイデアを新しい目線をもって注入し、タイトルを獲得したい」とコメントした。