大阪府・吉村知事の会見に手話通訳を導入「適切に情報を発信していきたい」
大阪府・吉村知事の会見に手話通訳を導入「適切に情報を発信していきたい」
大阪府は13日、吉村洋文の会見に手話の同時通訳を取り入れた。会見で吉村知事は「本日からは公益社団法人大阪聴力障害者協会から手話通訳者を派遣いただいておりますので、よろしくお願いいたします」と説明した。 【中継録画】大阪府の吉村知事が緊急会見 対策会議で休業要請を正式決定(2020年4月13日)
以前会見の際に、聴覚障害の方からマスクを外してという要望
吉村知事の会見によると、以前会見の際に、聴覚障害の方から「マスクをしながらしゃべってたら何言ってるか分かんないからマスクを外してやってください」という話があったという。 また、公明党大阪府議会議員団の林啓二団長からも連絡があり「これはぜひとも手話通訳は絶対に付けなきゃ駄目だという話がありました」と説明した。その後、適切に手話通訳をできる人を探し、13日の会見から始まった。
適切に情報というのを発信していきたい
吉村知事は「やはり聴覚障害を持たれている方にも適切に情報というのを発信していきたいと思いますし、これは必要なことだというふうに思います。僕の会見というのは2時間超えるというのも普通にある中で、そこまで、今回はマスクを付けて初めてこういうこともよく分かりましたので、やはりこれからはそういったところにも注意しながら、留意しながらやっていきたいと思います」と話していた。 府では今後行われる定例記者会見などで、手話通訳が入るよう調整していくという。