連覇を目指す東芝ブレイブルーパス東京、今季もリーチ マイケルがキャプテンに就任
9月26日(木)、東芝ブレイブルーパス東京が練習を公開。荒岡義和社長、薫田真広GM(ゼネラルマネージャー)、トッド・ブラックアダーHC(ヘッドコーチ)、そして今シーズンもキャプテンを務めることになったFL(フランカー)リーチ マイケルが報道陣に対応した。
昨シーズン、14シーズンぶりに日本一に輝いたブレイブルーパスは、7月末から若手選手が練習を始めて、8月下旬には8割の選手が合流。そして、9月23日からは日本代表4選手を除き、試合数の多かった日本人選手や外国人選手も全員合流し、本格的に練習を開始した。
昨シーズンのリーグMVPである元オールブラックスSO(スタンドオフ)リッチー・モウンガを筆頭に、今シーズン加入したHO(フッカー)酒木凜平、CTB(センター)池永玄太郎(ともに元・コベルコ神戸スティーラーズ)、WTB/FB金秀隆(元・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)の3人も元気よく汗を流していた。
薫田GMは、「14シーズンぶりに優勝し、チャンピオンチームとして今シーズンを迎えられてうれしい。いろいろなレギュレーションがあり、他のチームの力は想定できないが、チャレンジに対してワクワクしている。2試合増えて長丁場となったが、プレーオフに残れるようにやっていきたい」と話した。
今シーズン、新たに外国人選手を採用することは考えておらず、他チームに移籍した選手がいたため、新たに他のチームから3名を迎えた。薫田GMは「東芝は育てる文化を大切にしており、昨季のレビューを踏まえて変化と進化をしていく。そして、選手とともに成長していきたい」と意気込んだ。
チームを率いて6シーズン目となるトッド・ブラックアダーHCは、「18試合になり、そのスケジューリングだけでタフになった。そこを念頭に選手層の厚みを増し、スコッド全体の強化を考えていて、試合が増えるのは良いチャレンジになる」。
「若さもあって、ハードワークできる僕らのチームにとっては良いチャンス。個人としての目標はよりよく改善したい。そして、もっと良いラグビーをお見せしたい。まだまだ若いチームなので、優勝した昨季も今から見ると成長の種が落ちている」と挨拶した。