パリ五輪代表MF藤田、約２年ぶりA代表復帰 森保監督「攻撃的なボランチとしての可能性を見てみたい」
日本サッカー協会は3日、2026年W杯北米大会アジア最終予選を戦う選手27人を発表した。パリ五輪に出場したU-23（23歳以下）の選手からはDF高井幸大（川崎）が9月シリーズに続いての選出。MF藤田譲瑠チマ（22）が2022年7月のE―1選手権以来、約2年ぶりのA代表入りを果たした。 森保一監督（56）は「五輪のアジア予選、本大会の舞台でもチームの中心、主将としてチームを引っ張り、A代表でも通じるプレーを見せていた。五輪が終わってベルギーの所属チームでも安定して先発、戦いに貢献しているプレーを確認し、招集した。ボランチとして６番のプレーをいま主に彼の特徴として見ているが、8番の攻撃的なボランチとしても彼の可能性を代表の中で見てみたい。普段やっていることを発揮してもらい、戦力としての存在感を示してほしい」と選出理由を明かした。 9月シリーズでA代表初招集となったDF望月ヘンリー海輝（町田）が再選出された一方で、１月に開催されたアジア杯のメンバーでパリ五輪にも出場したFW細谷真大（柏）は選外となった。
