12月12日、東京・後楽園ホールで行われる東洋太平洋スーパーバンタム級タイトル戦のPR画像。左が王者中嶋一輝、右が辰吉寿以輝（大橋ジム提供）

　プロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級王者中嶋一輝（31＝大橋）が12月12日、東京・後楽園ホールで同級7位辰吉寿以輝（28＝大阪帝拳）との2度目防衛戦に臨む。所属ジム興行フェニックスバトル126大会のメインイベントで拳を交える。大橋ジムはチケット発売開始になったと16日までに発表。「チケットぴあ」で購入可能となる。 　中嶋は今年8月、元王者和気慎吾に2回TKO勝利して初防衛に成功して以来のリング。一方、元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎（54＝大阪帝拳）の二男となる辰吉は4年ぶり3戦目となる後楽園ホール参戦。今年5月、チャイワット・ブラドック（タイ）に勝利して以来のリングとなる。 　セミファイナルには東京オリンピック（五輪）ウガンダ代表で日本ウエルター級王者のセムジュ・デビッド（32＝中日）が初防衛戦。元同級暫定王者で同級1位の小畑武尊（26＝ダッシュ東保）の挑戦を受ける。また日本ユース・スーパーバンタム級王座決定戦も組まれ、山崎裕生（23＝大橋）が武藤涼太（19＝松田）と拳を交える。アンダーカードでは、ルーキーの「浪速の激闘王」田中将吾（22＝大橋）－ナツアポン・マノノム（タイ）との8回戦も決定。ウエルター級6回戦で、山本諒真（21＝DANGAN）がチェ・テワン（23＝韓国）と激突するカードが決まっている。