人気は“ボストン”!最古のモデルは?250年の歴史を持つ「ビルケンシュトック」意外に知らないQ&A
長い歴史をもつ世界トップクラスの靴ブランド「ビルケンシュトック」だが、その発端が1774年にドイツの教会で発行された公文書であることを知る人は意外に少ない。 ▶︎すべての写真を見る そこでマーケティングマネージャーに聞いてみた、ブランドのあれこれ。そこに、ビルケンがこの夏のナンバーワンである理由が見つかった。
Q1. いちばん売れているモデルは?
A.売れすぎて品薄の店舗続出の「ボストン」 「チューリッヒ」「アリゾナ」「ギゼ」「ミラノ」……。挙げれば枚挙にいとまがないビルケンシュトックのヒット作。では、いったいどのモデルが最も売れ筋なのか。その答えは「ボストン」だ。 「『チューリッヒ』が日本で異常に反応がいいなど、モデルによっては国内外で注目度に差が出たりもしますが、『ボストン』の人気カラーは今も品薄状態が続いています。 それを鑑みるといちばん売れているのは『ボストン』と言ってもいいかもしれませんね」。今夏、手にできた人はラッキーかも。
Q2.いちばん新しいモデルは?
A. 多面性が魅力の街をテーマにした「シンジュク」 ビルケンシュトックのモデル名に都市の名が冠されることは誰もがよく知るところ。最近そこへ仲間入りしたのが「シンジュク」である。 「賑やかなストリートの空気や随所に覗く伝統的な風情など、あらゆる表情を持ち合わせた日本を代表する街。そんな新宿をイメージした新鮮なモデルです」。
そう話すように快適を担保する伝統のフットベッドに、ウェビングベルト、大胆に入れたデボスロゴやGバックル、滑りにくいアウトソールなどが融合する。
Q3.いちばんアレンジが多いモデルは?
A. 色・素材・コラボ……圧倒的バリエーションの「アリゾナ」 1970年代、アメリカのヒッピーの間で瞬く間に広がり一気に名を上げた「アリゾナ」。特徴的なダブルストラップはどんな足でも抜群のフィット感を約束する。 「過去にリリースされたものも含め、ブランド随一のバリエーションを誇ります。コラボでも『アリゾナ』をベースにするケースが多いですね」。 スエードにEVAなどさまざまな素材で展開され、「1774」や「パピリオ」といったシリーズでも採用される。男たちのライフスタイルと好みに確実にフィットしてくれるのだ。