【叱らない子育て】怒鳴ることが日常になっているなら注意が必要!? 声を上げなくても子どもに理解してもらう方法
子育ての悩みはどの家庭でもあるはず。今回はホリスティックヘルスコーチのAYUMIさんに「怒鳴らない」子育て法を教えてもらった。 【写真】「母親との距離を縮める」5つの質問 「どんな親でも、子供を怒鳴りたいわけではありません。しかし、仕事や家事、育児に追われ、自分の時間やストレスを抱えている時、子供が言うことを聞かず、泣いたり、叫んだり、走り回ったり、散らかしたり、寝なかったり、食べなかったりする姿を目にすると、感情を抑えるのが難しくなることもあるでしょう。それは決してあなただけではありません。幼い子供たちは発達段階にあるため、気分や行動が変わりやすく、そうした行動は発達の一環であることが多いのです。まずは、そんな子供を前にして、つい怒鳴ってしまったとしても、自分が間違っているわけではないと理解してください」 ▼AYUMI NYの栄養学校にてホリスティックヘルスコーチの資格を取得、栄養指導者として女性たちの人生向上をサポート。世界100種類以上の食事理論、ライフスタイル、文化に精通する経験から、個人カウンセリング、企業プログラム、商品企画、など多方面で活躍中。
怒りは習慣になる
最初は、急いでいるときに思わず出した大きな声や、疲れているときに泣き叫ぶ子供に向かって同じ音量で叫んでしまった、といった単発的な出来事だったかもしれません。しかし、このような行動は条件反射として定着しやすく、同じ状況に直面したとき、一度起こした行動が二度、三度と繰り返されるようになります。 怒りを示すことで一時的に力強さや優位性を感じるかもしれませんが、実際には自己価値を低下させるものです。そのため、怒りを表現した後、多くの人が罪悪感や不安、申し訳なさ、悲しみ、さらには身体的な痛みを感じることが多いです。子供が自分の思い通りにならないとき、つい怒鳴ったり叫んだりしてしまいますが、頻繁に怒鳴ることで、子供もそれに慣れてしまい、親が怒鳴らないと本気で怒っていると感じなくなることがあります。その結果、ますます言うことを聞かなくなります。怒鳴っても子供が協力しないことがわかっている今、他の方法に移行する時期が来ています。