日本のチューニング・カスタムパーツがやっぱりすごい! 注目ブース5選…湾岸BASE YOKOHAMA~オプションストリートナイトフェス~
9月14日に神奈川県横浜の港湾エリアにある山下ふ頭特設スペースを会場にして「湾岸BASE YOKOHAMA~オプションストリートナイトフェス~」が開催された。 【画像全87枚】
参加車両の顔ぶれを見ると、チューニングカーやカスタムカーが総勢約800台が湾岸エリアに集まった。中でも往年の国産ハイパフォーマンスマシンが幅を利かせている様子。そんなユーザー層を当て込んでメーカー&ショップブースも数多く出展したのでチェックした。
◆見た目はちょい古、中身は最新「ZETA IV Classic」が登場【ブリッド】
ブースの前面に展示されてその存在をアピールしていたのは、ブリッドの新作バケットシートとなる「ZETA IV Classic」。90年代から00年代前半の車両の内装イメージを崩さないバケットシートとして開発された同モデル。□フルバケシートは欲しいが大径のベルトホールは今風すぎる…□そんな悩みを持っていたちょい古な車両に乗るユーザーに、ジャストフィットするのがこのモデルだ。
薄型/小径のベルトホールを備え、シンプルなデザインでクラシカルな内装デザインにも合う。さらにグレーのダブルステッチを使ったフィニッシュも美しい。クラシカルデザインを追求しているが、シェル形状や素材、剛性などは最新モデルを踏襲している。さらにシート背面にはハーフカバーが施されているので、シートプロテクターも不要(保安基準適合)。シートレールを取り付けてポン付けするだけで車検もパスする仕様なのも、手軽に導入できるポイントだ。
◆ポン付けタービンで366PS! 噂のGR86ターボが登場【HKS】
HKSブースにはデモカーのトヨタ『GR86』が展示され、これ見よがしにボンネットをオープンして新開発したボルトオンターボキットを来場者にアピールした。このキットは比較的手軽にターボチューニングできることをテーマに開発されたモデルなのが特徴。純正クラッチ、純正インジェクターを使いつつ、366psの最大出力を発揮することができる。
ターボキット専用の触媒を開発しポン付けするだけで保安基準に適合するのも魅力(同社にはキャタライザー部門もあるため、車検対応の試験環境があるHKSならではの仕様でもある)。燃料強化も不要、ミッションも適応の範囲内で周辺メカを大幅に変更すること無く、比較的手軽にターボチューニンができることからも多くのユーザーが注目するモデルとなった。GR86でストリートの頂点的な走りを得るターボキットなら間違いないだろう。