ドン・キホーテvsセブンプレミアム 外国人にも大人気の「カルパス」を比較した【独自目線でジャッジ】
【買うならどっち? 独自目線でジャッジ】カルパス編 スナック菓子よりも栄養がありそうなので、子供にすすめている親も増えています。でも、うちの犬のエサにしか見えないカルパスが、なぜ人気なのかわかりません。 「びっくりドンキー」の店舗がボロいのには理由があった! 数年前から急に人気が出ていますが、私にとってはお酒のつまみに出るサラミとどう違うのかわかりません。どちらもドライソーセージの種類で、乾燥させ、保存しています。サラミもカルパスも豚肉は含まれていますが、サラミは牛、カルパスはさらに鶏がミックスされているようです。 よく調べてみると、カルパスは香辛料、ゼラチンやラードなどの脂肪分なども入っているためサラミより食べやすいようです。確かに、スライスされているサラミよりも、すぐにお腹が膨れそうです。軟らかな、もちっとした食感が出ているようです。 サラミはピザなどに入っていて欧州文化の高級感がありますが、カルパスは棒の形なので、なんだか、気軽に立ち食いできるのでカジュアルな感じで品がない。でも、外国人観光客にも人気でコンビニで子供に食べさせているのを見ましたが、お土産にも購入していました。 そんなに人気なのか。カルパスを比較します。 ドン・キホーテで見つけた情熱価格シリーズの「ドハマリカルパス(オリジナル)」は、銀河フーズとドン・キホーテのコラボです。シリーズ累計950万本突破、単体でも580万本売り上げのメガヒット商品だそうです。88円(税別)で1パック(45グラム)あたりエネルギーは260キロカロリーです。とにかく安いと思って手に取りました。タンパク質7.9グラム、脂質24.2グラム、炭水化物2.7グラム、食塩相当量1.4グラムです。 ■セブンは安くて大きい 一方、セブンプレミアムの「カルパス(プレーン)」は60グラムで283キロカロリーです。こちらはドン・キホーテより大きいですが、カロリーは少ないですね。値段は108円(同)で、よく考えてみたらこちらのほうが安くて大きいです。 比べてみると、ドン・キホーテはやや細めで、セブンのほうが太いですね。食べてみると、セブンはしょっぱい感じです。食塩相当量は2.3グラムでドン・キホーテより多くて、辛い。ドン・キホーテは味が薄いので子供にはいいですね。酒飲みにはセブンです。 セブンはタンパク質が10.6グラム、脂質が24.3グラムでそんなに変わらないですが、炭水化物は5.6グラムで2倍以上あります。糖質5.3グラム、食物繊維0.3グラムなので、若干甘さがあるのが納得できます。 いずれも安いので、時々、お酒を飲む時、空腹時に試したいです。 しょっちゅう食べるには、セブンはややしょっぱく塩分が気になりますが、日持ちもするので災害時用にはいいですね。買いだめしておきたいと思います。 (柏木理佳/生活経済ジャーナリスト)