【証拠入手】蓮舫氏にまたブーメラン直撃…立憲同僚議員の政治資金「脱法行為」が見つかった!
〈(過去に自民党の)女性新人議員3人が国会内が撮影禁止にもかかわらず予算委員会が始まる直前に自席でお互いの写メを撮り合い、大問題になった〉。 【一覧】「次の総選挙」で落選する裏ガネ議員の全実名はこちら…! 2022年、立憲民主党の蓮舫参院議員がSNSにこんな投稿をして噛みついた。ところがその直後、ネット住民らによって、自身も国会内でファッション誌の撮影を行っていた過去を蒸し返されて――。 国会での舌鋒鋭い質疑などで自民党を追及したかと思えば、一転して、自らの過去の言動との整合性が問われてしまう。こんなことを繰り返す彼女のことが、とにかく嫌いな保守系の言論人やメディアから“ブーメランの女王”と呼ばれる所以だ。 ところが今度は、蓮舫議員が放った「ブーメラン」が、こともあろうに立憲の同僚議員を直撃したというのである。
「合法だけど脱法」と糾弾したが…
まず、蓮舫議員が力強くブーメランを投げつけたのは、3月4日の参院予算委員会でのことだった。 「蓮舫議員は、自民党の茂木敏充幹事長、新藤義孝経済再生担当相、小泉龍司法相がそれぞれ関わる政治団体の間の資金の流れを取り上げ、『合法だけど脱法』『政治資金の隠蔽じゃないですか』と迫りました。3人は共通して、おカネの使途の公開基準が厳しい国会議員関係政治団体(以下、関係団体)から、基準が緩いその他の政治団体(以下、その他団体)に、多額の政治資金を移動させていた。 たとえば茂木幹事長の場合、'22年までの10年間で、関係団体からその他団体に約3億2000万円が付け替えられたといいます。その上で蓮舫議員は、資金移動前は支出の明細の95%が明らかだったにもかかわらず、移動後は7%まで低下していると指摘したのです」(全国紙政治部記者) 関係団体は、’07年12月に改正された政治資金規正法によって制度化。関係団体に関しては、人件費を除いて、1件1万円を超えるすべての支出の明細を、政治資金収支報告書に記載するなどといったルールで運用することになった。 一方で、その他団体の場合、明細を記載するのは政治活動に関する5万円を超える支出から。また、人件費や光熱水費といった経常経費に関して明細は必要なく、総額のみを記載することになっている。 その後、蓮舫議員のこの質疑を多くのメディアが取り上げたこともあり、この問題は、政治資金パーティーや政策活動費などに次ぐ政治改革の争点に浮上。今国会で審議されている政治資金規正法の改正案でも、支出の透明性向上を図る新たなルールが盛り込まれる見通しになっている。