悪質タックル問題で関学が会見(全文3完)被害者、保護者に謝罪に来るのが筋
監督の指示があったのではないか等の情報は、どうつかんだのか?
サンケイスポーツ:サンケイスポーツ【オオサワ 01:13:56】と言います。文章ではこのように乖離したプレーということで、監督の指示がなかったという回答なんですけれども、われわれの報道の中でも監督の指示があったと、干されて出て、あいつつぶしたら出してやるとかいう報道さえあります。われわれの取材でもあるんですけれども、選手の数も少ない競技なので、いろいろな情報があると思うんですけれども、関学さんの中でも日大のほうでそういうようなことがあったんじゃないかというような情報というのはつかんでいらっしゃったりしているんでしょうか。 小野:われわれもその報道を見て、われわれ捜査機関でもないですし、日本大学に取材をするっていうわけにもいきませんので、報道を見てお話を聞いている。あるいはそれ以外のものはうわさのようなものとかいうようなものも入っておりますけれども、やはり本当に真実を究明しようと思えば、より明確な、具体的なものというものが必要になると思いますし、それはできる限り、チームの中からきちんと真相究明の動きが出て、出してこられるというのがもしあるとしたら、それが一番重要ですし、少なくともわれわれというよりも関東学生連盟とかいうところがきちんとやはり、管轄をしている以上、そこがきちんと調査をして、いったいどこに真実があるのかっていうことを伝えていただきたいというふうに思っています。これはもちろんその報道の中でも、今日も朝、見せていただきましたけれども、指示があったという話がずっと出ておりますけれども、同時に日本大学からは指示はなかったというふうに、公式に発表されておられるということですし、ここにももちろん書かれていますので、そのことについてはなんらかの形で真相が究明されてもらいたいというふうに考えています。
被害選手はもう練習に復帰しているのか
NHK:NHKの【コンノ 01:16:15】です。ちょっと確認させていただきたいんですけれども、被害を受けた選手は、練習にはもう復帰はされているんですか。 小野:まだ復帰しておりません。 NHK:いつごろとかもまだ分からない。 小野:まだちょっと分かりませんけれども、一番最初に試合が終わった翌日に検査を、診断を、診察を受けて出た、すでにご報告しているとおりですけれども、膝の軟骨損傷、右膝の軟骨損傷と腰部、腰の部分の打撲ということで全治3週間というふうに診断を受けておりますけれども、その2日後に、左足にしびれがあるというふうに本人が訴えて、これについては非常にわれわれも心配をして、腰にあれだけのタックルを受けているので、背骨の中の神経ですね。脊椎というようなところに何か、後遺症が残るようなものがあるんじゃないかということで、精密検査をすぐにしてもらうということになりましたけれども、月曜日に診察を受けた際にはMRIをして、神経には問題ないというふうに医師の方から明確に診断をしていただきましたので、われわれとしては非常に安心をしております。 本人もしびれとか、膝の痛みも少しずつ良くなっているということですし、医師からも痛みがなくなったら練習に参加、復帰して良いということがありますので、それはちょっと状況を見て判断をしていくということになります。そのあと本人が風邪をひいて寝込んでいるので、その後の状態というのは、われわれも分からない状態になっていますので、戻ってきてから聞きたいと思っています。