反撃の最中、燃え尽きるように失神 ボクシング元日本王者が驚愕した“タオル投入”の衝撃KO 「何かが効いたというよりは」要因も指摘
この失神KO劇に驚いた様子で口を開いたのは、ABEMAで解説を務めた細川だ。「攻撃対象が足から腹、顔全部」と石田のテクニックと破壊力の高さについて言及。ゴング後も迅はしばらく動けず、メディカルスタッフらが周囲を囲んだが、改めてスロー映像を見た細川は「最後は何かが効いたというより蓄積ですかね」とダメージの蓄積によるダウンであり、石田の技術の高さと破壊力が勝因ではと指摘した。 それにしても、懸命に反撃を試みる最中に訪れた劇的なKO決着。陣営に支えられるようにリングを降りるなどダメージが心配された“狂拳”迅だったが、自身のインスタグラムで「昨日は応援有難う御座いました」とファンに感謝を述べると「散りました。」とダウンした自らの写真を掲載。無念をにじませたが、まだ21歳。これからの巻き返しに期待したい。 一方、コーナーで腰を下ろす“狂拳”の健闘をグローブ越しの拍手で称えた石田は、マイクを握ると「戦う前から“狂拳”選手、強いと分かっていたので、対戦相手が強いからこそ自分自身も成長できます。決勝はしっかりとまた圧勝で勝ちます。応援よろしくお願いします」と来る決勝戦に向けて自信をのぞかせた。