巨人・門脇誠が色紙に「壊」で年男の誓い 「当たり前の思考を一旦壊して殻を破っていく」
巳年に、もう一皮むける。巨人・門脇誠内野手(23)は3日、母校の創価大で練習を公開。2001年生まれ「年男」の遊撃手は「レギュラーをとれるように。それだけですね」と新年の誓いを立てた。 飛躍が期待された2年目の昨季は、129試合に出場も打率・243、本塁打なし。「去年はすごくきれいにいこうとしすぎていた。変なことを考えるのはやめて、シンプルに強気で攻めようと。当たり前の思考を一旦壊して、殻を破っていく」と自ら今年の漢字一文字を「壊」に定めた。 打感が向上するとされ今季から解禁される、牛骨で表面加工したバットの試用も決断した。「去年は捉えたと思った打球が全部外野フライだったので。それが抜けていれば打率もだいぶ変わった。筋力トレーニングも去年より多くし、その中でも可動域は狭くならないように」。変化を恐れず、門脇が進化する。(浜浦日向)