小池都知事が記者会見4月10日(全文1)休業に全面協力の中小企業には最大100万円
互いに適切な距離を保つ社会的距離も
そしてこうした対応につきましては、これまでも何度もこのコロナ対策ということで補正予算、そして予備費を使うなどして対策を打ってまいりました。今回この4月15日に発表を予定しております緊急対策。その中に今申し上げました協力金等につきましての施策を盛り込ませていただきます。それを議会でご審議をいただくということで、そこから実施ということになります。 大変厳しい状況にあります、この東京、日本全体もそうでありますけれど、中でも、先ほどちょっと申し上げましたように、飲食店の皆さま方が新たにデリバリーのサービスなどを始める場合も増えてきているようでございますので、都といたしまして、そのデリバリーサービスを始める方へのサポートを行うということも、この際お伝えをしておきたいと存じます。加えまして買い物など、都民の生活に不可欠な役割を担って営業を続ける店舗で、都民のご来店の方々が密集している3密ですね。これによる感染が起きることがないように、お互いが適切な距離を保つ社会的距離、これもお願いをしたいと存じます。 そこで来店者などに向けましての注意を呼び掛けるポスター、ステッカーのデザインも作りました。ここにありますけれども、人間というのは人と間と書きますので、人と人との間を空けるのが人間のお作法、新しいお作法としてお考えいただければと、このようなポスターを作って皆さんに呼び掛けをしていくということであります。そして感染予防にぜひともご協力をいただきたいと存じます。 それから国の緊急事態宣言が出されたわけでありますが、あす、あさってはまた宣言が出されたあとの初めての週末となります。もうもはや外出等、8割抑制というのですから、平日も週末もあったものではありませんが、特にあす、あさってのこの週末はぜひとも皆さんご協力いただいて、そしておうちにいてくださいということを申し上げたいと存じます。 【書き起こし】小池都知事が記者会見4月10日 全文2に続く