AFUL、ドライバー3種7基ハイブリッド搭載IEM「Performer 5+2」。2DD/4BA/1マイクロプラナー
サウンドアースは、同社が取り扱うAFUL(アフー)ブランドより、ダイナミックドライバー/バランスドアーマチュア/マイクロプラナーの各ドライバーをハイブリッドで合計7基搭載するインイヤーモニター「AFUL Performer 5+2」(通称Performer 7)を11月12日に発売する。オープン価格だが税込39,800円前後での実売が予想される。 【写真】フェースプレートのデザイン 低音域用に口径6mmのダイナミックドライバー2基、中音域と高音域にBAドライバー(Knowles 30095)を各2基ずつの計4基、そして超高音域用に3mm×4mm×1.95mmのプラナードライバー1基を搭載。2DD+4BA+1 Micro Planarの合計7ドライバーをトライブリッドで搭載している。 上記のデュアルダイナミックドライバーに加えて、3DプリントしたY字型構造によっても低域を強化したと同社は説明。これらにより、低音の弾力性と密度が大幅に向上したとアピールしている。また、独自の音響設計と回路設計によっても低音域と高音域の音質向上を図っているという。 また、高品質の3Dプリンティング技術を駆使して精密な音響管構造を設計したとのこと。加えて、外耳道に蓄積する空気圧を適切に開放して鼓膜を保護するという「3Dエアプレッシャーリリーフ技術」によっても低音再生の品質向上を図っている。 各ドライバーユニットを独立させた精密なチューニングを可能にするという「RLC 3D周波数分割技術」も採用。特に高域にこだわり、BAドライバーによる静電型に匹敵する滑らかで緻密な高音域を実現したとアピールしている。 デザイン面では、中国蘇州の庭園を彷彿とさせる(※AFULは中国に本拠を置くブランド)、東洋の美意識を体現したフェースプレートを採用したとのこと。人間工学に基づき設計することで装着感にも配慮している。 銀メッキを施した8ストランド、144コアの高純度銅ケーブルを標準装備。ケーブル長は1.2mで、日本で販売するモデルはプラグ部に4.4mm端子を採用している。 また、リケーブルにも対応。コネクタ部は2Pin(0.78mm)を採用している。 インピーダンスは15Ω±20%で、感度は109dB@1kHz、周波数帯域が10Hz-35kHz。
編集部:小野佳希