野球殿堂が来年の候補者発表 日米通算4367安打イチロー氏 史上初満票で殿堂入りなるか 日米2冠も
野球殿堂博物館は3日、来年の野球殿堂入りの候補者を発表。競技者表彰のプレーヤー部門で、オリックス、マリナーズなどで活躍し、日米通算4367安打を放ったイチロー氏(51=マ軍会長付特別補佐兼インストラクター)が新たに候補入りした。 イチロー氏は91年ドラフト4位でオリックスに入団。3年目の94年に当時の仰木彬監督の発案で登録名を「イチロー」に変えて大ブレークした。 同年は当時の日本記録だったシーズン210安打をマークし、MVPを受賞。同年から7年連続で首位打者に輝いた。 01年にはマリナーズに移籍。同年に首位打者に輝き、新人王とMVPも受賞した。同年から10年連続でシーズン200安打、打率3割、ゴールドグラブ賞。04年には大リーグ最多記録となるシーズン262安打をマークした。 日米で数々の記録を残した同氏の候補1年目での殿堂入りは確実。満票での選出なら史上初となる。 発表は来年1月16日。同21日(日本時間22日)に発表される米野球殿堂入りも有力視されており、わずか1週間の間に日米での栄誉が待っている。