「オキシクリーン」がタイパにいい理由は? 製造元グラフィコに聞いた【会社のギモン】
【会社のギモン】 年の瀬も押し迫り、大掃除に取り掛かろうという人は多いのでは? 大掃除といえば、最近ちょこちょこ見かけるチョコレートプラネットのCMでおなじみのオキシクリーン。その製造元のグラフィコの調査によると、大掃除を予定する人は約65%にのぼり、年末の恒例行事としての地位は揺らがない。 お風呂ゴムパッキン黒カビ退治の○と× 正しい方法と最終手段 ただ、最近の大掃除のトレンドは「タイパ(時間対効果)」重視。特に10代と20代のZ世代男性は時間効率を気にする人が多いという。そんな彼らに支持されるのがオキシクリーンなのだが、なぜ人気があるのか。 「オキシクリーンは1997年にアメリカで誕生した洗剤ブランドで、日本には99年に上陸しました。酸素の泡で衣類のシミ・汚れを落とす粉末タイプの酸素系漂白剤です。衣類、食器、タイルなどの水洗いできる素材に使用でき、家中のほとんどの汚れを落とすことができます」(グラフィコ担当者) ■SNSでは「オキシ漬け」が大人気 小学校の息子の内履き、お風呂の床、トイレの便器……、これ1本で「洗浄」「脱臭」「漂白」「カビ対策」もできるというスグレモノ。アレコレ買わなくて済むのでお財布にもやさしい。SNSでは「オキシ漬け」という言葉までできているという。 「『オキシ漬け』でみるみる汚れが落ちる動画で人気が広がりました。やり方は、50度前後のお湯4リットルにキャップ1杯(約28グラム)のオキシクリーンを溶かした『オキシ溶液』に、洋服や食器など汚れを落としたいものを入れます。そのまま20分程度を目安に漬け置いた後、すすいで通常通り洗濯するだけで完了です。漬けるだけの時短掃除なので、大掃除にご活用いただいています」(前出の担当者) これなら「大掃除」も「中掃除」ぐらいに変わる?