日大役員6人も報酬自主返納 アメフト部の薬物事件
日本大は15日、大貫進一郎副学長や和田秀樹常務理事ら役員計6人が報酬の一部を自主返納するとホームページで発表した。いずれも月額報酬の20%、3カ月分という。大学としてアメリカンフットボール部の薬物事件を巡る対応に問題があったと認めたため、経営陣として責任を取ったとみられる。 また、事件対応に当たった沢田康広副学長が12月末で辞任することから、後任の副学長に歯学部の中島一郎特任教授を選んだと明らかにした。 日大は既に、酒井健夫学長が年度末で辞任し、林真理子理事長を減給50%(6カ月)とする処分を公表している。