病院で3回目のストライキ 長野中央病院で看護師・薬剤師ら150人 冬のボーナス2.8か月の要求に0.8か月回答で抗議
テレビ信州
冬のボーナスの支給額が要求額を大きく下回っていることから、長野市の長野中央病院で3日、組合が「3回目のストライキ」に踏み切りました。 「私たちが働き続けられるためにも、年末闘争団結して頑張ろう」 長野市の長野中央病院では3日、看護師や薬剤師などの組合員、およそ「150人」が午前8時45分から29分間、ストライキに入りました。 冬のボーナスをめぐって、組合は「2.8か月」の支給を要求していましたが、病院側は経営状況の悪化などから2日「0.8か月」の支給を提示。 当初の支給額から「0.2か月」上がりましたが、去年の「1.5か月分」には届かず、異例となる「3回目のストライキ」を行いました。 長野地域民医連労働組合 原さえ子執行委員長 「(ストライキの)時間があったら患者さん利用者さんのそばにいたいと思うのが医療者の思いですだけどそうせざるを得ない私たちの気持ちを汲んでほしい。しっかり医療介護がしたいから私たちの生活を守ってほしいというのが一番理事会に伝えたいことです」 組合は、ボーナスの支給日を延長してでも闘争を続ける方針です。