「中に猫がいるみたいよ」猫カフェに段ボール箱で子猫を遺棄…「カフェで飼ってもらえれば」の置き手紙に「無責任」「身勝手」怒りのコメント殺到
猫を拾った時はどうすればいい?
──とはいえ、里親さんが決まったとか。 「ありがたいことに、SNSへ書き込みをしたその日のうちに里親になりたいという連絡を多数いただきました。1番最初に連絡をいただいた方が、猫好きな常連客のお知り合いの方だったので、安心して里親に出せました」 ──最近、猫を飼っている家や猫カフェに猫を遺棄する話をよく耳にします。 「繰り返しになりますが、命を救うのは素晴らしいことです。ただ救ったのなら最低限の責任というものがあります。ご自身で飼えないのなら里親を探す前に病院へ連れて行き、讓渡可能なことを確認してからにしてもらいたいですね。そして、必ず讓渡先に相談してください。 無断で置かれていた場合、すぐに気付けば良いのですが、数時間放置になり逃げ出した挙句車に引かれたり、炎天下や雨ざらしの状態だとせっかく助けた命も危うくなります。『助けてやった』『救ってやった』などの自己満足で、その後は他人任せという身勝手な行為は止めてもらいたいです」 ──これまで梵さんの猫カフェで無断の遺棄はあった? 「当店には現在、黒猫・キジトラ・ラグドールの3匹の猫がいます。この子たちは全て生後3カ月くらいの子猫の時に保護した猫です。今まで遺棄されたことはないですが、里親探しの相談や保護施設の場所の相談はあります。猫などを拾った時は、まずは相談してください」 (まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
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