【2歳新馬・福島5R】デルアヴァーが鮮やかに突き抜け初陣飾る! 三浦皇成騎手「手前を替えてからの伸びが素晴らしかったです」
6月30日の福島5R(2歳新馬、芝1800メートル、16頭立て)は、三浦皇成騎手の3番人気デルアヴァー(牡、栗東・松永幹夫厩舎)が中団後方の馬群で脚をためると、直線で外から鮮やかに突き抜けて初陣を飾った。タイムは1分49秒9(良)。 1馬身半差の2着にはニヴルヘイム(2番人気)、さらに3/4馬身遅れた3着にパートオブワールド(9番人気)が入り、1番人気のマイネルアレスは4着に敗れた。 デルアヴァーは、父Frankel、母がエンプレス杯など交流重賞6勝のアムールブリエ、母の父Smart Strikeという血統。祖母に天皇賞・秋を制したヘヴンリーロマンスがいる。 ◆三浦皇成騎手(1着 デルアヴァー)「期待の大きい馬と分かっていましたし、返し馬でもいい背中をしていると感じました。(レースでは)馬群も経験できましたし、手前を替えてからの伸びが素晴らしかったです。まだエンジンがかかり切っていなかったので、広いコースにいけば、もっといいと思います」 ◆松永幹夫調教師(同)「初めての競馬だけど、馬群も経験できたし、しっかり最後も反応できていた。いい内容でしたね。コーナリングがあまり上手ではなさそうなので広いコースになればもっといいかもしれません。フランケル産駒だけど、大人しくておっとりしていた母(アムールブリエ)が出ている感じで、距離はもっと長くても良さそうです」