中古でトヨタのヤリスを購入予定です。車屋の友人が「試乗車がおすすめ」と言ってましたが、本当でしょうか?
中古でトヨタのヤリスの購入を検討していて、試乗車の購入も視野に入れている方もいるでしょう。新車にこだわりがなければ、試乗車は新車に近い状態感で費用をおさえながら購入できる可能性があります。 しかし、試乗車ならではのデメリットも存在するため、把握したうえで購入するか決めるようにしましょう。 今回は、試乗車の内容やメリット・デメリット、新車と中古落ちした試乗車のヤリスの販売価格を解説します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
試乗車とは
試乗車とは、車の購入前に車の乗り心地や、操作性、デザインなどを実際に運転して確かめられる車のことです。おもに、自動車ディーラーが自社で車両登録した車を試乗車用として扱い、試乗したい方に対して提供しています。 試乗車となった車は、のちに中古車として販売されるケースがあるようです。
試乗車のメリット
試乗車には以下のようなメリットがあります。 ・新車よりも安い価格で購入できる ・高年式で走行距離が短い ・納車までの期間が短い 試乗車は、およそ半年~1年間程度で中古車市場に出回り、新車よりも10%~20%程度安い価格で購入できる可能性があります。 また、試乗車は一般的な中古車よりも走行距離も短く、年式も比較的新しい車とされているようです。車によりさまざまですが、100~5000キロメートル程度の走行距離のものが試乗車落ちした中古車として扱われています。 さらに、通常は購入から納車まで1~3ヶ月程度かかりますが、試乗車であれば最短で2週間程度で納車できる場合もあります。
試乗車のデメリット
試乗車にはデメリットもあります。 ・多少の使用感がある ・車種やカラー、オプションなどが選べない可能性がある ・車検期間が短い可能性がある 試乗車は一般的な中古車より車の状態は悪くない傾向にありますが、不特定多数の方が利用するため、ある程度の使用感は残っているでしょう。 また、試乗車の場合はすべての車種があるわけではないため、希望の車種や希望のカラー、新車購入時に追加できるオプションなどを選択できない可能性があります。そのうえ、試乗車として使用する際に車検に通っており、中古車市場で販売されるまでに半年~1年間程度かかるため、その分車検期間も短くなってしまいます。
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