【動画】30日の天気 - 関東は曇りや雨 西日本も雷雨に注意 台風17号は小笠原諸島に接近へ(29日19時更新)
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月曜日は晴れる所が多くなりますが、関東は雲が多く夜にかけて雨の範囲が広がるでしょう。西日本も午後はにわか雨や雷雨の所がありそうです。落雷や突風などにもご注意ください。台風17号が接近する小笠原諸島は土砂災害や強風、高波に注意、警戒が必要です。沖縄も雨や風の強まる所があるでしょう。沖縄には強い台風18号が水曜日から木曜日にかけて接近し、大荒れとなるおそれがあります。
日本の南には秋雨前線が停滞して、前線上の低気圧に近い関東は雲の多い空模様が続きそうです。関東から西の太平洋側では、沿岸部を中心に午前中から雨の降る所があるでしょう。関東では夜にかけて雨の範囲が広がりそうです。全国的には晴れ間の出る所が多いものの、湿った空気や上空の寒気の影響で、晴れる西日本でも午後は急な強い雨や雷雨の所がありそうです。空模様の変化にお気をつけください。
朝の気温は関東や東北で日曜日より低く、東京で20℃など、この時季らしい涼しさとなりそうです。 日中は東海から西で30℃前後と、蒸し暑く感じられる所もあるでしょう。北日本も平年を上回る陽気で、秋田で28℃など、東北でも25℃以上の所が多くなりそうです。東京は25℃と、日曜日と同じくらいになるでしょう。
台風17号は発達しながら北上して、月曜日の朝から昼過ぎにかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。また、台風はその後も北上して、伊豆諸島に近づくでしょう。台風や前線の影響で、小笠原諸島や伊豆諸島では激しい雨の降る所がありそうです。小笠原諸島では、月曜日は瞬間的に30メートルと非常に強い風が吹く見込みです。土砂災害や強風、高波に注意が必要です。台風17号は、火曜日には関東の東の海上を北上する見通しです。予報円の西よりの進路を通ると、関東の沿岸部でも影響が出る可能性があります。
また、フィリピンの東にある強い台風18号は発達しながら北上して、2日(水)から3日(木)ごろにかけて暴風域を伴って沖縄に接近する見込みです。月曜日は、台風周辺の湿った空気の影響で、沖縄では雨の強まる所があるでしょう。先島諸島を中心に、次第に風も強まりそうです。台風が接近する週の中ごろは、沖縄では大荒れとなるおそれがあるため、早めの備えをお願いします。金曜日ごろにかけて九州の西の海上へ進み、奄美や九州でも雨や風の強まる所があるでしょう。今後も最新の情報にご注意ください。 (気象予報士・及川藍)