大阪・吉村市長の定例会見12月21日(全文1)固定資産税返還、非常に不服
大阪市の吉村洋文市長は21日午後2時から市役所で定例会見を行った。
大阪市の所属長(局長)公募の最終合格者発表について
司会:それでは市長定例会議を開始します。市長よろしくお願いします。 吉村:私からは3つです。まず1つ目ですけれども、大阪市の所属長(局長)についての公募の最終の合格者についての発表です。決定です。30年の4月1日、来年の4月1日から就任します、所属長の公募を行ってきました。その最終合格者を決定しました。合格者は7名でして、そのうち2名が外部、5名が内部の人たちです。 合格者ですけれども、政策企画室長は山本剛史、これは内部の、政策企画室の理事兼秘書部長です。それから財政局長は、東山潔、会計管理者兼会計室長です。そして都市計画局長が高橋徹、現都市計画局理事兼経済戦略局の理事です。それからこども青少年局は佐藤充子、現財政局の財務部長。それから都市整備局長が篠原祥は、元大阪ガスの大阪地区の支配人の方で、現在、ARCの地域力研究所代表。それから会計室長ですけども、堀秀司。現、会計室の次長。それから行政委員会の事務局長ですが、山下二郎。現在の大阪府の監査委員の事務局で、もともとはAIGの内部監査の担当の執行役員の方です。以上、7名が決まりましたのでご報告します。任期は平成31年3月31日で、1年ごとの更新ですけれども、特に適格性に問題がなければ平成33年の3月31日までの3年間を基本にします。 それぞれの局長について、内部も外部も厳正に審査させていただいて、そしてそれぞれの局でマネジメントを発揮してもらいたいと。これまでの経験も生かして、意欲のある人が集まってますので、さらに大阪の役所の力のアップに、自分たちの持てる能力を発揮してもらいたいと思います。
うめきたの2期について
引き続いて2つ目です。うめきたの2期についてです。うめきた2期については、多くの方が期待を寄せているところでありまして、現に大阪の最後の一等地と、都心の一等地と言われている、まさに今後、大阪だけじゃなくて関西の成長に非常に重要な拠点になると思っています。そのうめきた2期についての、開発の事業者の募集を開始します。 まず、うめきた2期については、まちづくりのコンセプトとしまして、みどりとイノベーションの融合拠点と、ど真ん中にみどりをどかんと置いて、そして、民間の方に新たな産業、サービス、イノベーションを生み出す、そういった中核機能を添える、そこから新たなものがどんどん生まれるといったことを目標にしています。その目標を実現するためにこれまで議論を重ねていきまして、ようやくまとまりました。今日からURにおいて、うめきた2期の開発の事業者の募集を開始します。 この、うめきたについてですけども、ここにあるとおり、こういった形で進めていくと。まちづくりの提案を求める主な内容としては、まちづくりのコンセプト、都市空間、そして都市公園などのみどり、中核機能、まちのマネジメント等です。提案については、これ、全体についての、都市公園も含めた全体についての提案を求めていきます。約16ヘクタールありますけど、これ全部についての提案を求めていきます。募集の開始は本日からです。 詳細ですけれども、これは募集の対象者はすでに1次コンペを実施していますので、2013年10月に実施した1次コンペで優秀者だった20社を含めます民間事業者です。募集の期間ですが、来年の1月26日までに募集要領、詳細な要項について配布をいたします。それを受けて、この【2次 00:09:14】の優秀提案者の中から、案を練られて、そして案づくりがされるという形になると思います。5月の21日、22日にその案についての申し込みを受け付けまして、そして7月下旬、来年の夏、7月下旬に具体的な事業者の決定と、そして、うめきた2期がどういうものになるのか、ということを決定させてもらいたいと思います。 スケジュールですけれども、来年の7月に開発事業者を決定しまして、そして23年にはうめきたの新駅が開業と。24年の夏に公園とそれから概成、先行のまち開きを行います。で、2027年の春に一番南側のほうですけども、基盤整備の全体の完成をするという計画にしています。2024年夏が大きな目途になります。これは万博の誘致が成功すれば、2025年の万博と、24年にIRの誘致も目指してますし、そういったところと大きな相乗効果も見込めるんじゃないかと思っています。