TDR敷地内の従業員エリアなどでサルの目撃相次ぐ…浦安市が注意呼びかけ
千葉県浦安市は5日、東京ディズニーリゾート(TDR)の敷地内など市内4か所でサルの目撃が相次いでいるとして注意を呼びかけた。サルは10月に習志野市で見つかり、船橋市と市川市でも目撃情報が寄せられている。
浦安署によると、サルは11月4日午前6時頃、浦安市日の出の日の出北公園で目撃され、午前7時50分頃には浦安市高洲の県立浦安南高校付近で、「サルが車道を徘徊(はいかい)している」と110番があった。浦安市千鳥の路線バス会社前では5日朝、サルが路上を歩いていると連絡があった。
市によると、5日午後0時15分頃には、浦安市舞浜のTDR敷地内の従業員用通行エリアで目撃された。JR舞浜駅の南側だが、客は立ち入らないエリアのため、運営するオリエンタルランドは客向けのアナウンスはせず、従業員の間で情報を共有する方針だ。
浦安市は、近隣市で目撃されたサルと同一個体の可能性があるとみている。その場合、10月16日朝に習志野市の京成線実籾駅付近で発見されて以降、20日間かけて20キロ以上を移動したことになる。浦安市は、サルを発見したら近づかずに浦安署や市環境衛生課に連絡するよう求めている。