超簡単!水面爆発で大興奮!昼間に狙うナマズのルアー釣りが面白い!
水面を割る迫力はブラックバス以上。その上何度もバイトを繰り返す生粋のファイター。だけど瞳はつぶらで憎めない。そんなナマズが釣れるフィールドは、どこにでもある小水路。日本一手軽で、高確率で釣れるナマズゲームのベストシーズンは、まさに今!そんなナマズゲームについて谷中に聞いた。 【画像】「楽しすぎだろ…」ナマズゲームの写真ギャラリー
ナマズのベストシーズンは?
冬の間、本流や沼の底で身を潜めていたナマズたちは、春の産卵シーズンになると、上流を目指して、支流から支流へと遡上を開始する。 ナマズの遡上開始のトリガーは水位変動。ナマズの一級ポイントである、田園地帯を流れる小水路の水位変動は、小水路周辺の田植えの時期に連動している。 谷中「水田に水をはって、田植えを開始する時期になると、周辺の小水路の水位も上がります」 この水位変動がナマズゲームのシーズンインの合図となる。 谷中「地域によって異なりますが、概ね桜の開花時期と重なることが多いです」 キャタピーのノンラトルタイプでキャッチ。テールフックにはパールホワイトのシリコンフラットラバーを装着。奥に流れ込みがあるヘビーカバーの際でヒット。
どこを狙えばいいの?
谷中「誰が見ても分かりやすい一級ポイントは流れ込みです」。 谷中さんのオススメは流れ込みを起点とした攻略方法。 (1) 流れ込みを狙う 流れ込みで反応がない場合は (2) 流れ込みに来たナマズが、次に どこへ向かうかを考える 谷中「自分の経験上、確率が高いのは、流れ込みに近いカバー。もしくは、流れ込みの近くにコンクリートの壁がある場合は、その壁にピッタリとくっついていることも多いです。あとは流れ込み近くのシェードですね」 2本の支流が合流するベストポイントでヒット。 「ここではもっといいサイズが出る予定でした(笑)」 ロングキャストでキャッチしたカワイイ1尾。
キャスト精度はどこまで必要?
有望ポイントに対して、ルアーを送り込むキャスト精度に不安がある場合は、どうしたらいいのか? 谷中「シェードとコンクリート壁を狙う場合は、ピンで打ち込まなくても、狙ったポイントの少し先に着水させて、ポイントを通過させればOKです。 一方カバー攻略の理想はピンの打ち込みですが、難易度が高い場合は、オーバー気味にキャストして、近くの枝に引っかけて、吊り下げ状態でシェードを狙う方法も有効です。 ピンで打ち込む自信が無い場合は、ショートになるよりも、オーバー気味にキャストした方が釣れる確率は高いです。ただしこの場合、使用ラインのセレクトが重要になります」 川幅1メートルに満たない小水路の『集水桝』でキャッチしたグッドサイズ。写真の枡の中から引き当てた1尾。「本当にこういう場所にいるのがナマズです(笑)」