超簡単!水面爆発で大興奮!昼間に狙うナマズのルアー釣りが面白い!
オススメのラインセレクトは?
ナマズシーズンが始まった直後の早春はナイロンライン。季節が進行して植物が生長し、カバー絡みのゲームが増えたらPEライン。というのが谷中さんのオススメ。 谷中「自分はできる限りナイロンの方がいいという考え方です。ナイロンの方がバレにくいですし、トラブルが少ない上に安全です。ですが、カバーが成長してカバーに乗せて落とす釣り方が増える季節になると、ナイロンではPEラインを選択します」 谷中「カバーに干渉されないで釣りが成立する限りは、ナイロンの方がいいですが、現実のフィールドでは、そうしたケースは少ないです。カバーとともに釣りをすることが多いので、結果的にPEラインの使用率が高くなります」 代掻きの濁りが混じった、対岸の流れ込でキャッチ。「ほかの釣りでは考えられませんが、ナマズの場合は代掻きの濁りは最高の条件です。見つけたら必ず狙ってください」
ルアーセレクトの基準は?
汎用性が高くて、カバー回避能力も高い。アピールは強すぎず弱すぎない。最初の1個に最適なのはカップ系だという。 「カップ系が無難です。オールマイティに使えて最強です。最初にカップ系をそろえて、実釣経験を積んで、次のステップとして、違うタイプのルアーの必要性を感じたら、別タイプのルアーもそろえる。という考え方でいいと思います」 川幅約70センチ?水深約20センチ。水田の横を流れる小水路をたどって、最上流まで到達した先でキャッチした1尾。こうした小水路探検もナマズゲームの楽しみ。
ラトル?ノンラトル?は非常に重要
カップ系でもラトルとノンラトルタイプの使い分けは重要だという。 谷中「この違いは、釣果にダイレクトに影響を及ぼす重大案件です。まずは、ラトルが嫌われてしまうことが多い、もしくはラトルは避けた方が無難なシチュエーションを以下に明記します」 ●春先の低水温期。もしくは急激に水温が低下したとき。 ●見えるナマズを狙うとき。 「一方、ラトルがあった方が効果的なことが多いシチュエーションは以下の通りです」 ●代掻きなどで強い濁りの中を狙とき。 ●明らかにナマズの食い気が立っているとき。 谷中「ルアーの存在に気付かせるためには、ラトルは間違いなく効果的です。ですがその分、嫌われる要素にもなります。使い分けが不安なときには、最初にノンラトルタイプから試して、食い方がいいときや、バイトに勢いがあると分かってから、ラトルに切り替える方法がオススメです。ナマズゲームは今がハイシーズン。デビューには絶好のチャンスです」 ヘビーカバーの中から引き抜いた1尾「まだまだ釣れますが、キリがないので今日はこれくらいにしておきましょうか(笑)。むしろ夕マヅメになると、ノンストップで釣れ続くことも珍しくありません」