ボタンを押したら、後はおまかせ!炊飯器の自動調理機能の主なコースとおすすめ炊飯器6選。
煮込みや無水・低温調理まで、炊飯器の調理機能が進化しているのはご存じですか? これらの機能を使いこなせばボタン一つで調理完了。
キッチンのレギュラー家電として、不動の地位を誇る炊飯器。ご飯を炊くだけでなく、ここ数年はさまざまな調理機能を備えたタイプが登場している。じっくり煮込む料理をはじめ、煮物や豚キムチなど炒め物風の料理、パスタまで、できるメニューは幅広い。さらに無水調理や低温調理のコースを備えたものもあって、もはや“万能調理器”と呼びたいほど。 一番のメリットは火加減や時間を気にしないで済むこと。材料さえセットすれば後はおまかせ。その間にほかの作業ができるから、結果として時短につながる。味の面でも煮崩れたり煮詰まる心配がなく、特に煮物はおいしく仕上がる。残暑厳しき折、火を使わず調理できるのも大助かり。調理中の吹きこぼれやはねもなく、ガス台が汚れないから、後片づけも苦にならない。 炊飯器を買い替えるタイミングだったり、自動調理鍋を使ってみたいけれどスペースがないという場合に検討してみると、料理の幅も広がり、食卓が楽しくなりそうだ。
4つの主な調理コース
(調理(自動・手動) コース) 料理名を選ぶだけの自動調理コース、時間を自分で設定する手動コースがある。煮込み料理の場合、そばについていなくても適切な温度と時間を守れるのが最大の利点。魚の煮付けなど、比較的短い加熱時間の料理もこなす。 煮豚 │ ロールキャベツ │ カレー|スープ │ ぶり大根 │ 麻婆豆腐 (無水調理 コース) 素材の味を引き出し、おいしさとヘルシーさで人気の無水調理も炊飯器で。カレーも玉ねぎを炒める手間なく、本格的な仕上がりに。ふかし芋など蒸し野菜ができる機種も。水分の少ない食材は向かないので気をつけて。 カレー │ ポトフ │ 野菜の蒸し煮|重ね煮 │ 筑前煮 │ 肉じゃが (低温調理 コース) ガス火では温度管理が難しい低温調理も炊飯器なら完璧。70度程度をキープし、肉や魚がしっとり、ほろほろに。機種によって内釜に直に材料を入れるタイプと、お湯を張って耐熱袋に入れた材料を加熱するタイプがある。 ローストビーフ │ 鶏ハム│ かつおの角煮 │ おでん │ 温泉卵 (ケーキ・パン コース) おやつやデザート作りに使えるコースも。ケーキやパンを焼くのはもちろん、スパニッシュオムレツなど厚みのあるものを焼く際も失敗なくできる。パンの発酵温度を設定できる機種もあり、オーブン代わりに使いこなして。 パン │ スコーン │ ケーキ │ プリン│スパニッシュオムレツ