何もやらない人が口にしがち「ヤバい言い訳3つ」 知らないうちに自己イメージを下げているかも?
「失敗しても、絶対に挽回できる」 「万が一、傷つくことがあっても、なんとかなる」 と、前向きに考えることができるようになるのです。 たとえば、仕事の壁にぶつかったとき「この仕事は失敗できないぞ。嫌だな」と考えているうちは苦痛でしかありません。しかし「この仕事がうまくいくと、こんないいことがある」と考えられると、ワクワクしてきて、困難にも立ち向かう勇気が湧いてくるようになります。 「人の行動を変える」ことを専門にしている私が、自己肯定感を重視する理由はここにあります。自己肯定感が高い人というのは「行動できる人」だからです。行動が変わらなければ、何も始まらないのです。
自分の成長を阻んでいる「心のフタ」を開けるためには、自分を肯定的に見ている状態が必要だ、ということはわかっていただけたと思います。 次に考えなくてはいけないのは、「どうすれば、自己肯定感が高い状態をつくれるか」ということ。この状態は、実は誰でも簡単につくることができます。そのためにするとよいのは、 毎日、具体的な「できたこと」に着目する ということです。 ■言い訳思考にはまらないために 言い訳は「できなかったこと」を見ているので、「ダメな自分を見つめる思考」だといってもいいでしょう。うまくできたことに関して、普通は言い訳したりしないですから。
そこで、着目するものを「できなかったこと」から「できたこと」に変える。最初の段階から、言い訳思考にはまらないために、「とっかかり」を変えるのです。 「反省しない」「言い訳しない」というと、単なる精神論になってしまいます。でも、「できたこと」だけ見るようにすれば、最初から反省も言い訳も必要なくなります。 「そんなにできたことなんてないよ」と言われるかもしれませんが、小さな「できたこと」であれば、1日の中で1つや2つ、必ず見つけることができます。