何もやらない人が口にしがち「ヤバい言い訳3つ」 知らないうちに自己イメージを下げているかも?
ただ、よくないと思ってはいても、人はつい言い訳をしてしまいます。その原因は何なのでしょうか? ■自分の本音を隠す「心のフタ」 「忙しかったんだよ」「私のせいじゃないし」「計画が悪かったんだ」 こうした言い訳は、固定観念や思い込みからきていることも多々あります。 「忙しい」と思い込んでいるだけで、優先順位をつけるなど、工夫すれば時間をつくれたかもしれません。「自分のせいじゃない」と決めつけていますが、早く周りの人に相談すればよかったのかもしれません。「計画が悪い」と断言しているものの、計画を変える方法があったかもしれません。
問題は、そうした思い込みに陥っている自分に気がついていないこと。だから言い訳を重ねて、そんな自分を正当化しようとしてしまうのです。 では、なぜそうしてしまうのでしょうか? それは自分の「本音の感情」とのアクセスを遮断しているから。それに深く関わっているのが「心の中にあるフタ」の存在です。 少し詳しくお話ししましょう。 人間が生まれたときには、自分に対しての思い込みや決めつけはほとんどないはずです。誰でも最初は、創造性や好奇心にあふれていて、気持ちのおもむくままに遊び、毎日がワクワクだったことでしょう。
それが、大きくなるにつれ、社会に適応するために、「本音をさらけ出して無邪気に」というわけにはいかなくなります。また、勇気を出して行動したら、逆に痛い目にあったこともあるでしょう。 こうした経験を経て、私たちは少しずつ自分の「本音と建前」を上手に使いこなすようになります。社会経験の中で「うまく生きるすべ」を身につけていくのです。 ■「私はこうあらねばならない」 しかし、このように社会性が身につく一方で、自分の行動をよい方向に変えていくエネルギーとなる「本音の感情」をどんどんしまい込んでいくようになります。そして、「私はこうあらねばならない」と思い込んでしまいます。