【ボクシング】大橋ジムのホープ山崎裕生「初タイトル」奪取ならず 日本ユース王座決定戦
<プロボクシング:フェニックスバトル126大会>◇12日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援 大橋ジムのホープ山崎裕生(23)が「初タイトル」奪取を逃した。23年全日本スーパーバンタム級新人王の武藤涼太(19=松田)との日本ユース・スーパーバンタム級王座決定戦に臨み、6回1分46秒、TKO負けを喫した。2回に右フックを浴びてぐらつき、サウスポーの武藤に手を焼いた。何とかボディー攻撃で局面を打開しようしたものの、ワンツーなどを受けて劣勢の展開となった。 前半終了時の公開採点では0-3とリードを許していた。何とか反撃しようと手数を増やした6回、武藤の左ボディーを受けてバッティングしたところで、レフェリーに試合を止められて敗退となった。プロ4勝(4KO)で臨んだ初の日本人対決で初黒星を喫した山崎は「僕よりも武藤選手の方が強かった。ただそれだけだったと思います」と悔しそうな表情を浮かべていた。