【衆議院選挙】"裏金問題"に揺れる『兵庫9区』明石市・淡路島 各候補の訴えとは? 10月27日投票・開票
兵庫9区で最高齢【共産党・新人 高田良信さん】 ”裏金政治”から脱却を
共産党の新人高田良信さん(78)は”裏金政治”からの脱却を全面に打ち出します。 (共産党・新人 高田良信さん)「パーティーもやらない、パーティーで金が集まって、集まりすぎて、裏に隠しておくような金もない。そしてしかも政党助成金も受け取らない自分たちの力で」 高田さんは最低賃金を時給1500円に引き上げることなどを訴えています。 (共産党・新人 高田良信さん)「若い人のね平均賃金はもうひどすぎると。そういうのを変えたいと。政治の力で変えると」 兵庫9区の候補者の中では最も高齢の78歳。国政への挑戦は初めてで、顔と名前を覚えてもらうために選挙区を駆け回っています。朝から晩まで続くハードな選挙活動ですが、市民とのふれあいで力がみなぎるといいます。 (共産党・新人 高田良信さん)「通りがかりに『頑張ってね』とか、握手をしたときに非常に力強く握られましてね。何か強い手ごたえを感じたんですけど」 路市出身で、農業高校の教員として働いていた経験もあるという高田さん。 (支援者)「勉強家かな」 (共産党・新人 高田良信さん)「分かれば楽しいんですよ」 識で鳴らす高田さんの知識の源は「読書」です。お気に入りは戦国武将が地元・淡路島の大名に上り詰めるまでを描いた歴史漫画。主人公の粘り強さに共感できると熱を込めます。 (共産党・新人 高田良信さん)「人生やっぱり失敗が多いじゃないですか。もうそのまま諦めちゃって終わりの人もいるけど、そういう生き方はしないという点ではちょっと共通している部分があって面白いなと思って」 残りの選挙期間も、粘り強く有権者に訴えたいと話します。 (共産党・新人 高田良信さん)「国民にとっても優しくて思いやりのある政治を実現できるチャンスであることを訴えていきたい」 明石と淡路島を舞台にした4人の戦い。有権者の決断は・・・