【デイリー杯2歳S】勝ち馬10頭全てが該当した「4つの掟」 データ満点のロンドボス、ランフォーヴァウが有力
文句なしのロンドボス、ランフォーヴァウ
「前走1着」「前走3番人気以内」「前走上がり2位以内」「中4週以上」が有利、というデータを踏まえた上で、登録馬について具体的に見ていく。 データ的に完璧な存在がロンドボス。東京マイルの新馬戦を1番人気に応えて上がり最速で勝利。そこから中4週という臨戦過程だ。見事に4つの条件をクリアしている。内容的にも後方待機からラスト11.5-11.4-11.4と前がさほど止まらないラップを差し切っており、期待の膨らむ勝ち方だった。 母フィニフティは18年クイーンCの2着馬で、3代母ゴールドティアラは00年マイルチャンピオンシップ南部杯の勝ち馬。近親にステファノスやジュンブロッサムといったマイル重賞勝ち馬がいる良血である。 ランフォーヴァウも同じく4つの条件をクリアしている。未勝利戦からの勝ち上がりだが、前走クラス別成績でも示した通り、新馬組と互角以上の成績で不安はない。福永祐一厩舎の一頭としても注目だ。
SPAIA編集部