市町や企業トップのセクハラ相次ぐ “頭ポンポン”NGのワケ ハラスメントを防ぐコミュニケーション5か条【#みんなのギモン】
■パワハラも…危険性が高まる環境は?
鈴江アナウンサー 「岐南町の問題では町長のパワハラも認定されていて、多数の職員に対して『懲戒』『クビ』『降格』などの言葉を伴ったどう喝があったとされています」 「こうした点についてハラスメント防止のアドバイスをしている日本ハラスメント協会の村嵜要代表に聞きました。今回の町長のように『誰もその人に注意できない環境』は、セクハラやパワハラの危険性が高まるとしています」 刈川くるみキャスター 「今回の件は特にひどいにしても、自分がいつ加害者になってしまうか分からない状況なので、気をつけた方がいいことはあるんでしょうか?」
■コミュニケーションのコツ5選
鈴江アナウンサー 「コミュニケーションのポイントをご紹介したいと思います。自分や周囲ができる5つのチェックポイントを村嵜代表に教わりました。 「アドバイスをする時に、『これが正しい!』と絶対的な口調になっていないでしょうか? 『○○しろ!』と命令口調で会話していないでしょうか? 相手に選択肢を与えて、強要しないことが大切です」 「職場やプライベートでも、相手を『お前!』『キミ!』と呼んでいないでしょうか? 大声で相手を威圧していないでしょうか? 長々と持論を一方的に話していないでしょうか?」 「話を聞いてくれない人、威圧的な態度をとる人に、話すのを控えるようになってしまいますよね。会話のバランスが悪くなると、本音も困っていることも言えないままになり、ミスを繰り返してしまうなど、職場で悪循環となってしまいます」 「コミュニケーションのあり方をぜひ皆さまにも見直していただきたいと思います」 「職場でも家庭でも、ハラスメントを減らすためにも、『今この言葉を発したら相手はどう思うのか』と、自分の感情のまま発するのではなく、いったん立ち止まって言葉選びをすることを心がけたいですね」 (2024年2月29日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
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