高い技術力で日本代表のソックス、スポーツ用品メーカーなどの商品を製造 老舗靴下メーカーが初の直営店 自社ブランドにも力 年間1万足を売り上げるヒット商品も
■地元でコラボし牛乳パンの靴下も
開業に合わせて豊野ならではの商品をつくりました。 タイコー企画・開発担当・塚田克幸さん: 「このパッケージでおなじみの、この牛乳パンというのをグラフィックで入れて、インパクト勝負の製品になっています」
コラボしたのは地元のパン店「小林製菓舗」。子どもや動物が描かれたレトロ感あふれるパッケージの牛乳パンが人気です。本家のパッケージと同じ「牛乳パン」の文字を靴下の背面に大きくデザイン。 包装は実際に牛乳パンを入れる袋を使っています。小林製菓舗は「とてもすてきな取り組み、一緒に豊野を盛り上げていければ」と期待を寄せています。 客: 「かわいい。これって牛乳パンが入っていた袋ですか?」 タイコー企画・開発担当・塚田克幸さん: 「そうです、そのまま使っていいよって言われたので」 「牛乳パン靴下」を購入: 「デザインがかわいいと思って(買った)。(タイコーの)オンラインストアは見たことがあるけど、実際に店舗ができたので、実際に手に取って商品を見ることができるのでうれしい」
■店で実験室のようにトライできたら
客: 「これは(いくら)?」 タイコー企画・開発担当・塚田克幸さん: 「2420円、いい糸なんですけど、余った糸で、ちょっと安く仕入れさせてもらっているので、価格はだいぶ抑えられている」 手袋を購入: 「子どもが自転車通学なので、これから手袋が必要だと思って(買った)。生地が全然違うので」 「アミタビ」を購入: 「(今までは)子どもに頼んでネットとか、ホームセンターにも時々あるけど種類がなくて苦労していたから助かります。今はやりの無人(店)だったら帰っちゃったかもしれないけど、気持ちのいい若い方が応対してくれたので」
評判は上々の直営店。技術を磨いてきたメーカーが店舗販売を通じて商品開発の力も伸ばそうとしています。 タイコー企画・開発担当・塚田克幸さん: 「お客さまとのコミュニケーションの場所、あと実験室みたいな。ファクトリーブランドの直営店なので、実験室みたいな位置づけで、いろいろなことにトライできるといいかなと」
長野放送