【MLB】38歳のブラックモンが今季限りで現役引退へ ロッキーズ一筋14シーズン 2017年に首位打者
日本時間9月24日、チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)は自身のX(旧Twitter)を更新し、今季限りでの現役引退を発表した。現在38歳のブラックモンは2008年ドラフト2巡目でロッキーズに入団し、2011年にメジャーデビュー。レギュラー定着を果たした2014年以降は主に強打のリードオフマンとしてチームを牽引してきた。ロッキーズ一筋14シーズンのメジャー生活を過ごし、オールスター・ゲーム選出4度、シルバースラッガー賞2度、首位打者1度の輝かしい実績を残した名選手が今季限りでユニフォームを脱ぐ。 【動画】ロッキーズのチャーリー・ブラックモンがダメ押しの11号2ランを放つ ロッキーズは日本時間9月25日のカージナルス戦から今季最後の6連戦がスタートする。カージナルス3連戦とドジャース3連戦はいずれも本拠地クアーズ・フィールドで行われるため、ブラックモンは最後の6試合の前に現役引退を発表し、多くのファンに最後の雄姿を見てもらいたいと考えたのかもしれない。現時点でのメジャー通算成績は、1618試合に出場して1797安打、打率.292、226本塁打、797打点、148盗塁、OPS.831という数字。通算67三塁打は球団史上1位、安打、塁打(2942)、二塁打(333)、出場試合などはすべて殿堂入り選手のトッド・ヘルトンに次ぐ球団史上2位となっている。 ブラックモンは「私はキャリアを通してデンバーの街とコロラド・ロッキーズを野球人生のホームと呼ぶことができたことを嬉しく思います。球団、チームメイト、そして多くのロッキーズファンからのサポートに感謝しています」とのコメントを発表。ロッキーズのチャーリー・モンフォート・オーナーは「14年間にわたり、すべての試合、すべての打席に全力を注いでくれたことに感謝します。チャーリーはロッキーズの支柱であり、選手としてのキャリアは終わりますが、これからも様々な形でチームの一員であり続けてくれるでしょう。チャーリーと彼の家族のこれからの幸運を願っています」と語った。 ブラックモンは昨季限りで6年1億800万ドルの長期契約が終了。昨季終盤に1年1300万ドルで契約を延長し、現役を続行していた。現役最後の6試合、本拠地クアーズ・フィールドのファンの前でどんなプレーを見せるか注目だ。