ガザ物資投下、また市民直撃 8日に5人死亡、9日もけが人
【エルサレム共同】イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘を巡り、軍はパレスチナ自治区ガザへの物資搬入を制限し人道危機が深刻化。米軍が人道支援物資の空中投下を始める中、ガザ当局は8日、物資のパラシュートがうまく開かず、地上の市民に直撃して5人が死亡したと発表した。空中投下はいくつかの国が行っているとみられ、どの国の投下だったかは不明。米軍は関連を否定した。 歴史が生んだ「世紀の難問」…イスラエル、パレスチナの争いはなぜ始まった 共同通信記者が基礎から解説
中東の衛星テレビ、アルジャジーラは、9日も空中投下の物資が市民に直撃し、複数のけが人が出たと伝えた。 休戦を巡る間接交渉が続いているが、バイデン氏は8日、記者団に対し10日ごろに始まるイスラム教のラマダン前は「厳しそうだ」と語った。