悪質タックル問題で関学が会見(全文2)真実の究明が一番大事
「指導者の指導と選手の受け取り方の乖離」という回答に対し、どんな感情がわいてきたのか
フジテレビ:フジテレビの【タケモト 00:31:43】です。日本大学からの回答書で、指導者による指導と、そして選手の受け取り方との間に乖離があったというような、こういった回答書が来ました。監督がこの回答書を初めて見たとき、どんな感情が湧いてきましたでしょうか。 鳥内:やはり指導者として、学生の安全を一番守る。自分のところの選手がああいうプレーをしてしまったということはなぜかというのを、やっぱり徹底的に究明という。なんでそういうことがなってしまったんだと。さっきも言いましたように1プレー目でああいうことが起こったと。厳しさばっかし求めておったと。ゲーム前のミーティングで、書いてましたけど、それならばあのプレーを見た瞬間にベンチに下げて、私であれば、もうその試合は出さない。求めてる厳しさはああいうことじゃない、と言いますけどね。
回答を踏まえて法的手段以外で何か考えられている処置などはあるか
NHK:NHKの【コンノ 00:32:54】と申します。よろしくお願いします。まず1点目なんですけれども、24日に再度、回答をいただく、日大から回答が来るということだと思うんですけども、それを踏まえた上で来年以降の定期戦もそうですし、法的手段以外で何か考えられている処置等っていうのがあるのかどうかっていうのがまず1つと、あとは2点目として、なかなか普段メディアに取り上げられることが少ないアメリカンフットボールが今、こういう形で社会問題化して、そういうことに対して、今回どのように受け止めてるのかっていうのをお願いします。 小野:今の2つの質問のうちの1つ目は私のほうでお答えさせていただいて、2つ目については監督から答えます。1つ目ですけれども、5月24日の回答次第で定期戦を行わないようにするということは、もともとお伝えしております。それ以外というのは今のところ頭にはなくて、まさしく文書のとおりであります。もし何かこういうことはしないのかというようなことがあれば、言っていただいたらイエス、ノーがあるかもしれませんが、まだ今の段階ではそのことしか考えてないという状況にあります。 鳥内:メディアに取り上げられまして、非常に社会問題化していると。こんな形で社会問題化されるのは非常にもう残念でなりません。見れば見るほどやはり、あの危険なプレーはやっぱりこれからフットボールをしようとする人にとっては、非常に危険と取られかねないと。40年指導をやってまして、ああいうプレーを初めて見ましたんでね。普通は絶対あり得ないプレーなんで、はい。こういう形でやっぱり取り上げられるのは非常に残念です。