悪質タックル問題で関学が会見(全文2)真実の究明が一番大事
現時点での回答の中で、今回の問題は責任は選手にあるのか? 監督にあるのか?
インディペンデント・ウェブ・ジャーナル:IWJの上杉といいます。よろしくお願いします。3点ほどお伺いしたいんですけども、現時点での受け取られた回答から判断して、今回のことがプレーヤーの責任であるか、あるいは日大の監督の責任であるか、どのようにお考えでしょうか。1つ目がそれです。 2点目は今度、5月24日にあらためて届くであろう日大からの回答に誠意が感じられなかった場合、今の方の質問ともちょっとかぶるんですけども、法的な対応を考えておられるかと。それが刑事告発であるのか、民事で損害賠償を請求するのか、その点についてお答え願います。 それからもう1つですけれども、このアメリカンフットボールのようなコンタクトスポーツ、危険なコンタクトスポーツというのは、やはりルールを守る限りにおいて合法であるというふうに考えるんですけれども、そうでなかったら単なる暴力、傷害行為になりうると思うんですが、その点についてどのようにお考えでしょうか。以上、3点お願いします。 小野:1点目と2点目については私のほうから回答させていただいて、3点目は鳥内のほうから回答していただきます。1点目ですけれども現時点での回答で、この1プレー目の行為がプレーヤーの責任だったか、監督の責任だったかということについては判断できないというふうに考えております。もちろんもう映像にあるとおり、プレーヤーの責任ということは間違いなくあるわけですけれども、監督の責任ということについては、まさしく先ほどの真相を究明していただきたいということを記しております。 それから2つ目の5月24日までの回答が、もし誠意を感じられない場合はどうするかということにつきましては、われわれのほうですでに抗議文の中に入れているのは、定期戦はもう行わないということを記しております。そのことは、もしということが、仮定の話ですけれども、すでに定めております。それ以外の法的な対応については先ほどお話ししたように、本人とご家族の問題でもありますので、われわれのほうからは言及を控えさせていただきたいと思います。またおそらくご家族のほうも24日までの回答を待って判断するということになると思います。3点目についてはお願いします。 鳥内:スポーツ自体、ルールがあるものが普通で、あのプレー自体、やはり非常に悪質であると、故意であると。ああいうのを認めてしまうとスポーツでなくなってしまうと。もう暴力ですよね、あれ、もう。だからあってはならないことが起こってしまった。やっぱりそこに何があったんだという真相究明がやっぱり一番、私は求めております。以上です。