花園近鉄ライナーズ、東大阪市内14校で小学生の登校見守り 100人が声かけ
ジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズ(以下、ライナーズ)の選手とスタッフが12月13日、小学生の登校を見守る「スマイル愛ガード運動」に参加した。(東大阪経済新聞) 【写真】横断歩道であいさつするクウェイド・クーパー選手 「地域の子どもは地域で守る」「子どもの安全はみんなで」を合言葉に、2005(平成17)年に始まった「愛ガード運動」。東大阪市内の学校・家庭・地域が連携し、児童の登下校時の見守りや通学路などの見回り、交通安全啓発などを行う活動で、現在、約1万人が愛ガード運動協力員として参加している。 今シーズンの開幕戦を12月21日に控えるライナーズ。児童が愛ガード協力員に感謝を伝える交流イベントに10年以上前から参加してきた。主体的に取り組もうと2021年からは、「スマイル愛ガード運動」と名付けてチーム全体でも運動に参加している。 当日は、選手とスタッフ合わせて約100人が参加。教職員や地域の愛ガード協力員と共に、東大阪市内の小学校14校に通う児童の登校を見守った。東大阪市花園ラグビー場近くの英田(あかだ)南小学校付近では、井上優士選手、松岡勇選手、菅原貴人選手、ジェド・ブラウン選手、アキラ・イオアネ選手、クウェイド・クーパー選手とスタッフが活動。黄色い旗を手に通学路や校門前で「おはようございます」「Good morning」と声をかけ、グータッチを交わしたり、児童が持ってきたライナーズのジャージーにサインしたりするなど、交流を図った。 開幕戦では、東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)で豊田自動織機シャトルズ愛知と対戦する。
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