「ユニクロ 新宿本店」を大解剖 “世界と地元と繋がる”グローバル旗艦店の店内は?
「ユニクロ(UNIQLO)」は10月25日、「ユニクロ 新宿本店」をオープンする。地上1階から3階までの3フロアで、約3960平方メートル。新宿エリアには他に4店舗を構えるが、エリア最大の店舗として、“本店”を名乗る。「新宿から世界へ、世界から新宿へ」のコンセプトのもと、国内4店舗目のグローバル旗艦店という立ち位置である一方、新宿発の企業や名店とのコラボを通し、土地柄を楽しめる店舗運営を目指す。国内外から人が集まる街・新宿で、「ユニクロ」は何を打ち出すのか?「ユニクロ」のモノとサービスが一堂に集まる同店の見どころをレポートする。 【画像】「ユニクロ 新宿本店」を大解剖 “世界と地元と繋がる”グローバル旗艦店の店内は?
1階はマストバイ商品がずらり
同店は、新宿駅東口から徒歩5分、2022年に閉店したビックカメラとの共同店舗「ビックロ」の跡地に店を構える。正面入り口でまず目に飛び込んでくるのは、クルーネックセーター(9990円)など、今秋冬の最注力商品であるカシミヤニットのカラーバリエーション。奥にはメリノウールニットやフリースなど、「ユニクロ」を象徴するアイテムが並ぶ。「新宿は、買い物にかける時間が2極化している場所。1階は急いで買い物する人に向けに、今一番打ち出したい商品を置く。2、3階はじっくり買い物を楽しみたいお客さまに向けた空間を意識している」と広報担当者。1階には、有人・無人合わせて30台ほどのレジを置き、急ぎの客に対応。レジは3フロア全体で計54台導入しており、「おそらく国内店舗で一番多い」という。季節の花を販売する「ユニクロ フラワー(UNIQLO FLOWER)」も、もう一方の出入り口で販売する。
ウィメンズメーンの2階 新宿の味で一服
2階はウィメンズ商品がメーンのフロア。「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」やブラトップをはじめとしたインナー類などの人気商品に加え、ファーストリテイリング傘下の仏発ウィメンズブランド「コントワー・デ・コトニエ(COMPTOIR DES COTONNIERS)」や、同じく傘下の「プラステ(PLST)」のコーナーも設けている。