【速報】お茶の水小学校・幼稚園の改築工事入札で業者側に便宜を図ったとして千代田区議の64歳の男ら2人を逮捕~警視庁
日テレNEWS NNN
千代田区立お茶の水小学校・幼稚園の改築工事の入札で、業者側に入札価格を漏らすなどの便宜を図ったとして、千代田区議の64歳の男ら2人が警視庁に逮捕されました。 官製談合の疑いで逮捕されたのは、千代田区議の嶋崎秀彦容疑者(64)ら2人です。 捜査関係者によりますと、嶋崎容疑者は2020年、千代田区立お茶の水小学校・幼稚園の改築工事における空調設備工事の入札で逮捕された元千代田区職員の男を介して、業者側に最低制限価格を漏らすなどの便宜を図った疑いが持たれています。また、同じ改築工事における給排水衛生設備工事の入札で、業者側に入札に参加している業者数を漏らした疑いも持たれています。 お茶の水小学校・幼稚園の改築に伴う空調設備工事は一般競争入札方式で、共同企業体(JV)3つが入札し、便宜を受けたとみられる千代田区の空調設備会社などの2社からなるJVが落札しました。落札価格は約6億8450万円でした。 警視庁は嶋崎容疑者が業者側に便宜を図った見返りを受け取っていなかったかなど詳しく調べる方針です。