【東スポ杯2歳S】アンカツさん、快勝クロワデュノールに「成長分を入れても余裕残し。ここでも抜けた能力があったってこと」
◇16日 第29回東京スポーツ杯2歳S(G2・東京・芝1800メートル) 元笠松、JRA騎手で通算4464勝の競馬評論家で「アンカツ」こと安藤勝己さん(64)が16日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、東京スポーツ杯2歳Sを回顧した。レースは好位を進んだ1番人気のクロワデュノールが直線で、逃げたサトノシャイニングとの激しい競り合いを制し、新馬戦から連勝で重賞初勝利を挙げた。北村友一騎手(38)=栗東・フリー、斉藤崇史調教師(42)=栗東=はともに東京スポーツ杯2歳S初勝利。2着には逃げた3番人気のサトノシャイニング、3着に2番人気のレッドキングリーが入った。 勝ち馬のクロワデュノールは6月の新馬戦から24キロ増だった中、アンカツさんは「クロワデュノール。サトノシャイニングとレッドキングリーに向いたペースやったけど、それらを射程に追ってから伸びて乗りやすそう。24キロ増は成長分を入れても余裕残し。ここでも抜けた能力があったってこと」と評価した。また、4着に敗れたファイアンクランツについては「初コースでテンション高かった。競馬を覚えて良くなっていきそう」とつづった。 勝ったクロワデュノールはキタサンブランク産駒の2歳牡馬。今回と同じ東京芝1800メートルだった6月の新馬戦では2歳新馬戦レコードとなる1分46秒7で勝ったことでクラシック候補と注目を集めていた。逃げたサトノシャイニングが1000メートルを1分0秒9で通過したこの日の勝ち時計は1分46秒8だった。
中日スポーツ