“部員6人”の和歌山南陵がインハイ初戦突破…フル出場のアブバカが28得点24リバウンドの活躍
8月4日、福岡県福岡市で開催されている「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の男子1回戦が照葉積水ハウスアリーナで行われ、和歌山南陵高校(和歌山県)が延岡学園高校(宮崎県)に75-67で勝利した。 経営難や生徒募集ストップが報じられてきた和歌山南陵は、県予選と同じく選手6名で“夏の全国”の初戦へ。試合の立ち上がりこそ劣勢だったが、第2クォーターに逆転すると、第3クォーター中盤から主導権を握って試合を展開。最後の10分は一度も逆転を許すことなく逃げ切り、2回戦進出を決めた。 先発出場した5名全員が30分以上コートに立ち、40分間フル出場したアリュウイドリス アブバカは、28得点24リバウンド4アシストの大活躍。16得点の二宮有志、10得点を挙げた酒井珀も2桁得点をマークし、ベンチスタートだった中村允飛も約26分のプレータイムで8得点3リバウンドを挙げる“全員バスケ”で白星をもぎとった。 苦境も乗り越え全国の舞台に挑んでいる和歌山南陵は、明日5日13時20分から照葉積水ハウスアリーナにて行われる2回戦で“関東王者”八王子学園八王子高校(東京都)と対戦する。 ■試合結果 <インハイ男子1回戦> 延岡学園 67-75 和歌山南陵 延学|18|15|12|22|=67 南陵|15|18|24|18|=75
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