北村一輝

　フジテレビ系ドラマ「わたしの宝物」は１９日に最終回を迎えた。美羽（松本若菜）、宏樹（田中圭）、冬月（深澤辰哉）がそれぞれの結論を出すことになるが、ネットでは、喫茶店のマスター・浅岡（北村一輝）が、本当にただの喫茶店のマスターだったことに様々な反応が上がった。 　別の男性の子を出産し、夫の子として“托卵”を決意した美羽。だが親友の真琴（恒松祐里）が“母の勘”で美羽の夫の宏樹に栞の出生の秘密をばらしてしまい、一気に夫婦仲は崩壊。二人は離婚を決意し、美羽は１人で栞を育てる決意をするが…。 　最終回はそこから美羽、宏樹、冬月が選んだ結論を描いた。宏樹は冬月と栞を会わせるように画策。そして、いつもの喫茶店でマスターの浅岡に悩みや苦悩を打ち明けていた。 　美羽を傷つけたと後悔する宏樹に、浅岡は「そうかもしんねえけど、一生間違いを起こさない人間なんて、いねえんだぞ」「立派にお前、栞ちゃんの父親やってたじゃねえか」と励ます。 　托卵という重いテーマで、友の裏切りなどもある中、視聴者唯一の？心のよりどころがマスター浅岡だった。浅岡を演じたのが、数々のドラマでキーマンを演じてきた実力派の北村であることから、どこかでこの浅岡が何かをするのではないか？などの予想が上がっていたが、終わってみれば最後まで、宏樹の良き相談相手というポジションだった。 　ネットではこの北村の使い方に「北村一輝が最後までいい人で良かった　住んどる土地根こそぎ持っていくようなやつじゃなくて安心したｗ」「共感できたのマスターだけ！北村一輝さんをキャスティングしてくれて感謝！」「宏樹さんの宝物は間違いなく北村一輝、大事にしろよ」「北村一輝の素性に裏がなく、ただのマスターだったことの恐怖」「北村一輝さん、ただただいい人の喫茶店マスターだった！番組一番の贅沢なキャスティングでした」などの声が上がっていた。