シナー 四大大会で初めて第1シード「ベスト見せたい」ウィンブルドンは明日スタート<男子テニス>
ウィンブルドン
7月1日に開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に男子シングルス第1シードとして出場する世界ランク1位のJ・シナー(イタリア)が29日に会見を行い、大会初制覇に向けた意気込みと四大大会では自身初となる第1シードとして臨む思いを語った。 【錦織圭、ジョコビッチ、シナーら ウィンブルドン組合せ】 22歳のシナーは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初のタイトルを獲得。その後、5月から6月にかけて行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ではベスト4に進出し、大会後の世界ランク更新で自身初の世界1位に浮上した。 1位として、そして第1シードとして初めて臨む四大大会となったシナーは、前哨戦であるテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)で優勝を飾りロンドン入りした。 「パリ(全仏オープン)の後、何日か休んでまた仕事に戻った。つまり、(コンディションについての)秘密はない。ローランギャロスの最初の頃より、フィジカル的にはずっといい感じだよ。ここでは、自分の体について何の疑問も持っていない。ここ数日たくさん練習してきたからね」 「先週(テラ・ウォルトマンオープン)は僕にとって重要な1週間だった。このコートに慣れて、自信をつけたい。シードやその他のことを考えても何の意味もない。みんなここで勝ちたいし、自分のベストを見せたいんだ」 シナーは開幕日となる7月1日に登場し、1回戦で世界ランク95位のY・ハンフマン(ドイツ)と顔を合わせる。